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年末恒例の三鷹での談志の独演会。 ここ数年、毎年、俺は、もう来年はここには来ないからと 冗談ぽく、話していました。 でも、今年は、ちょっと、冗談ではないかなと 心配になりました。 まず、登場がフラフラでした。 そして、声がなかなか暖まらない。 まず、ロシアのギャグのオンパレード。 ソ連、ロシアの体制のおかしさを批判する内容でしたね。 でも、今日は、すごく機嫌がいいようで、 ギャグもけっこう、面白かったです。 1.つるつる 幇間一八が芸者のお梅さんへの強い想い恋愛話だが 話の展開が、ちょっと、分かりづらかった。 登場人物の流れが、良く分からなかった。 一八の情にほだされ、お梅さん、 夜中の2時ピッタリに会いに来たら 結婚するよと言われ、一八は大はしゃぎ。 ところが、ご贔屓さんの旦那さんご指名があり 断るに断れなくなった一八。 ご贔屓さんの旦那さんにいじめられ お酒一杯で1円をくれるという遊びで すっかり、酔ってしまって、寝込んでしまった。 そこで、起きてみると、 もう午後2時になっていて お梅さんもいなくなって、残念でした、 終わりという感じの話しになっていました。 ちょっと、さげが分かりづらかったかな。 時代背景が明治時代かな。 車に乗っていったり、時間を気にしたりと 江戸時代とは違う設定が不思議な感じでした。 通常の話とちょっと換えていたみたいですね。 一八を幸せにしたい談志の優しさが出ているのでしょうか。 2.かぼちゃ屋 これは、面白かった。 談志の与太郎のヨタ具合が ちょっと、世の中を斜に見た感じが面白かったですね。 けっこう、可愛げもある感じに演じていました。 かぼちゃを掛け値なしで売って、 しかも、上を見ろと言う意味が分からず、 皆が、かぼちゃを買っている間に 天を見たままにいる様など このヨタの様が目に映るように おかしく楽しかったです。 今日の談志は、動きが激しくて 突然、大声出したりと いつにない、感じがしました。 本人曰く、声が出なくなると 声の強弱で表現したりするように なるんだと言われていました。 しかも、最後、緞帳が下がって 皆が立ち上がって、出口へ向かったときに 再び緞帳が上がって、 いよいよ、声も出なくなって あといくつかの独演会も出るか分からないと言った言葉が ちょっと重く、伝わっていました。 もしかすると、今夜は本当に引退するのではと 心配になりました。 フアンの一人が、「談志さん格好いいよ」と言う言葉は 我々観客の一人一人が想っている言葉を 言ってくれたなと思います。 来年も三鷹で元気な姿を見たいと思いました。 家元、頑張ってくださいよ。 立川談志/古典落語特選(3) |
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